12th/inrevium_cup2_small.png第12回レスキューロボットコンテスト
競技会予選 開催報告

去る2012年7月8日(日)に神戸サンボーホールにおいて開催された「inrevium杯第12回レスキューロボットコンテスト 競技会予選」について報告します。

競技会予選とは

書類審査で採択された20チームから、2012年8月11日(土)〜12日(日)の競技会本選に参加する14チームを選出します。 本選よりも小さめのフィールドで実際に救助活動を行ってもらい、ロボットの完成度やアイデアの実現度、チームの操縦技術を評価しました。

参加チーム

参加チームのページを参照。

評価方法

競技会 本選より小型のフィールドを用意し、実際にダミヤンを救助します。 本選との大きな違いは、目視による操縦が許されている点です。 また、競技ポイントの算出方法にも違いがあり、「ミッションポイント(MP)」と「フィジカルポイント(PP)」、及び「審判団による減点」の合計により評価を行います。

競技結果

チーム名ダミヤン1ダミヤン2合計減点競技P
MPBFPPMPBFPPMPPP
なだよりあいをこめて2010000200020
六甲おろし50654207070540124
長湫ボーダーズ0002000200020
レスキューやらまいか50844200070440114
常盤救難隊0000000000
MS−R501035503731001080208
レスキューHOT君401002050600060
MCT501035503731001080208
とくふぁい!0002030200020
アントンレスキュー隊20002000400040
WADAI救命9課0000000000
からくり忍者50281505601001410241
がんばろうKOBE50281506541001350235
都工機械電気20402000400535
SHIRASAGI20102000400040
おかQ2010000200020
救命ゴリラ!!50132620707026096
Fukaken2000000200020
K.U.R.C.50191420007014084
DMSP0000000000

表の見方:

  • MP(ミッションポイント)現場到着20点、救出完了20点、搬送完了10点。
  • BF(ブルーフラグ)1回ごとに、フィジカルポイントが0.9倍される。
  • PP(フィジカルポイント)搬送完了しなければ0点。すれば、ブルーフラグの回数から算出される。

本選参加チーム

書類審査の際に決定している「主催者枠」の3チームおよび「特別協賛枠」の1チームの計4チームを除いた競技ポイント上位7チームを「ポイント獲得枠」として選出しました。それ以外に、ロボットの開発への取り組みやアイデアを評価する「チャレンジ枠」として3チームを選出しました。

主催者枠(3チーム)

チーム名団体名
SHIRASAGI兵庫県立大学 ロボット研究会
常盤救難隊宇部高専 知能ロボット実験室
なだよりあいをこめて神戸市立科学技術高校 科学技術研究会

特別協賛枠(1チーム)

チーム名団体名
アントンレスキュー隊日本大学 メカトロニクス研究会

チャレンジ枠(3チーム)

チーム名団体名選定理由
K.U.R.C.京都大学 機械研究会Kinectによるマスタースレーブシステムと画像処理を用いた自動救助システムを評価
とくふぁい!徳島大学 ロボコンプロジェクトレスコン初の飛行型の偵察ロボットを評価
長湫ボーダーズ愛知工業大学チーム独自の判断基準に基づくダミヤン重症度LED表現とトーキングレスキューを評価

ポイント獲得枠(7チーム)

チーム名団体名
MS−R金沢工業大学 夢考房
MCT松江高専 機械工学科
からくり忍者東海社会人連合
がんばろうKOBE神戸市立高専
救命ゴリラ!!大阪電気通信大学 自由工房
レスキューやらまいか静岡大学 ロボットファクトリー
六甲おろし神戸大学

写真

写真のページを参照。