レスコン10周年記念 市民フォーラム
~ものづくりとやさしいこころ~

事前予約制としていましたが,当日参加も可能です!

レスコン10周年となるこの機会に、未来に向けた安心で安全なまちづくりの実現のために大切なものとは何かを講演やパネルディスカッションを通して、皆さんも一緒に考えてみませんか?

プログラム

司会: 中野 綾子 氏(フリーアナウンサ、ラジオ関西で活躍中)

  • 13:00~13:05
    合唱「しあわせ運べるように」
    神戸市立中央小学校 天使の歌声合唱団

    震災復興記念公園に建てられた歌碑

    震災からの神戸の街の復興を願って臼井真先生(現、西灘小学校音楽教諭)により作詞作曲されたこの歌は、毎年の阪神・淡路大震災の式典や神戸ルミナリエなどさまざまなところで歌い継がれ、神戸市民をはじめ人々の心の支えとなっています。本イベントのオープニングに、臼井先生がこの歌をつくられた当時教鞭をとっておられた吾妻小学校の統合先である神戸市立中央小学校の天使の歌声合唱団の皆さんにこの歌を歌っていただきます。

  • 13:07~13:10
    主催者挨拶
    ロボット×レスキュー2010実行委員会委員長 神戸大学大学院教授 横小路 泰義 氏
  • 13:10~13:20
    講演「レスコンが10年間やってきたこと」
    レスコン前実行委員長 大阪電気通信大学教授 升谷 保博 氏

    災害救助をテーマにしたロボット競技「レスキューロボットコンテスト」は、1997年に着想し、1999年に実行委員会を結成し、2000年にプレ大会を実施して以来、毎年夏に競技会を開催してきました。10年間の歴史を簡単に振り返り、この競技が生まれた経緯や意義、レスキューロボットの研究開発との関係についてお話します。

  • 13:20~13:35
    講演「震災復興まちづくりから日常のまちづくりへ~野田北ふるさとネットの取り組み」
    野田北ふるさとネット 事務局長 河合 節二 氏

    阪神・淡路大震災から15年が経過したいま、野田北部地区の事例を震災前・震災後、そして現在に至るまでの活動プロセスを通して、まちが、そして人が、どう動いて来たのかをお伝えします。

  • 13:35~13:50
    講演「災害現場における救助活動について」
    神戸市消防局 スーパーイーグルこうべ隊長 井上 雅文 氏

    多種多様な災害に対応するために特別高度救助隊には、100種類以上の資機材を災害に応じ活用し救助活動を展開しています。

    • 神戸市救助隊の沿革、配置、災害に対する資機材の変革個人装備。
    • 主な災害対応(火災、交通、建物、水難、山岳、特殊災害等)
      建物倒壊現場での活動(火災、地震)、特殊災害NBCでの活動
  • 13:50~14:50
    特別講演 「ひとにやさしいロボットテクノロジーの最先端」
    筑波大学大学院 HAL開発メンバー 桜井 尊 氏

    研究・開発における問題提起、課題設定の時点から“ひとにやさしい”視点を重視し開発されてきたロボットスーツは、筑波大学山海研究室から生まれた人間と機械と情報を融合複合した新学術領域”サイバニクス”による具体的成果のひとつです。本講演では、老人保健福祉施設などの福祉施設で実際に使用されているロボットスーツであるHAL(R)福祉用を講演者自ら装着しデモンストレーションを行います。講演者はロボットスーツの装着者として日本だけでなく世界の人々にロボットスーツによるデモンストレーションを行ってきました。今までのデモンストレーションのエピソードを交えながら、HALやレスキューロボットなど人や社会に役立つロボットの研究開発と実運用の役割等について紹介します。
    講演と併せて、ロボットスーツHALの実演を行う予定です。

    HALHAL

  • 14:50~15:05
    休憩(ロビーで展示・実演をご覧いただけます)
  • 15:05~15:45
    パネルディスカッション「ものづくりとやさしいこころ」

    • コーディネイター:レスコン初代実行委員長 大阪大学大学院教授 大須賀 公一 氏
    • パネラ:
      ■筑波大学大学院 HAL開発メンバー 桜井 尊 氏
      ■野田北ふるさとネット 事務局長 河合 節二 氏
      ■神戸市消防局 スーパーイーグルこうべ隊長 井上 雅文 氏
      ■ビー・エル・オートテック(株)技術部 技術グループ 専任マネージャー 小林 泰弘 氏
  • 15:45~15:48
    閉会挨拶
    レスコン実行委員長 大阪府立工業高等専門学校准教授 土井 智晴 氏

講演者・コーディネータ・パネラの詳細はこちら

展示・実演(12:00~、大ホール前ロビー)

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レスキューロボットUMRS                        レスコン シンポジウム2009の様子

  • レスキューロボットUMRS (ビー・エル・オートテック(株))
    レスキューロボット”UMRS2009”は、災害後のビルや地下街などの閉じられた空間に進入し、中に人が居ないか等の探査する目的で開発され、救助にあたる消防隊員の事故防止、効率的な被災者の探索、災害現場の情報収集を行います。オプションのマニピュレータユニットを搭載すれば、押し・引きドアの開放、危険物の把持から移設作業を行う事が出来ます。
  • 救助資機材(神戸市消防局 スーパーイーグルこうべ)
    神戸市消防局 スーパーイーグルこうべの隊員が実際に使っておられる各種救助資機材を会場にお持ちいただきます。日頃あまり見る機会のないこれらの救助資機材を是非ご覧になってください。
  • レスキューロボットコンテストの紹介(レスキューロボットコンテスト実行委員会)
    今年で第10 回目の開催となるレスキューロボットコンテスト(レスコン)の内容と、これま
    での10 年のレスコンの歴史をパネルでご紹介いたします。1 週間後に開催される第10 回レスコンにも是非ご参加ください。

参加申込

事前予約制としていましたが、まだ空席がありますので、当日参加も可能です。

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