12th/inrevium_cup2_small.png第12回レスキューロボットコンテスト
レスキュー工学大賞

fileレスキュー工学大賞の選考手順 [PDF, 185.2KB]

2011年11月13日
レスキュー工学大賞の選考手順

1.レスキュー工学大賞とは

レスキュー工学の観点から、コンセプト、技術力、実践力を総合的に判断して最もすぐれたチームに対して贈られる賞が、レスキュー工学大賞である。

2.評価項目

評価項目は、次の3項目とする。

  1. コンセプト:レスキューに対する考え方、および、それを実現するロボットのアイデアを評価する。
  2. 技術力:コンセプトを実現するロボット製作の技術力、および、そのロボット製作を組織的・計画的に遂行するマネジメント力を評価する。
  3. 実践力:競技結果は、ロボットおよびチームのパフォーマンス(プレゼンテーション・競技中の活動[レスキューの取組み・チームワーク])を示すものと考え、それに競技時の「リスタートの回数」、「各種フラグの回数」等を加味し、実践力を評価する。

3.選出のポイントについて

選出のポイントは、次の4ポイントとする。

  1. 書類審査ポイント(コンセプトを評価)
    実行委員会による書類審査で、「レスキューの考え方」、「ロボットのアイデア」、「実現性」の観点からポイント化する。
  2. 予選ポイント(アピールシートによりコンセプトを明確化したチームに対して、実践力を評価)
    予選においては、「コンセプト」を明確に提示したアピールシートを提出したチームに対して、レスキューロボットコンテスト実行委員会が開催する予選競技において「予選のポイント」、「リスタートの回数」、「各種フラグの回数」により、ポイント化する。
  3. ものづくりポイント(技術力を評価)
    技術評価委員がファーストミッション終了後にヒヤリング調査を行い、「マネジメント力(計画性・規定適合性・実現する機能の具体性)」、「ロボット製作の技術力」の観点からポイント化する。
  4. 本選ポイント(実践力を評価)
    ファーストミッションの競技に対する評価を行う。「ファーストミッションの確定ポイント」、「リスタートの回数」、「各種フラグの回数」により、ポイント化する。

レスキューロボットコンテスト実行委員会は、「書類審査ポイント」、「予選ポイント」、「ものづくりポイント」、「本選ポイント」からそれぞれランキングを決定し、そのランキングの合計が一番小さいチームを上位(同点の場合は、ファーストミッションの競技順位の高いチームを選出する)として、レスキュー工学大賞選考資料とする。

4.評価の条件

ファイナルミッションに選出されたチームを対象とする。

5.レスキュー工学大賞の決定

レスキューロボットコンテスト実行委員長(以下、実行委員長)、専門審査員、技術評価委員長および実行委員長が認めた特別審査員等によって構成されるレスキューロボットコンテスト各賞選考委員の意見およびファイナルミッションの競技内容で評価された審査員ポイントの素点、レスキュー工学大賞選考資料を参考にして、レスキューロボットコンテスト実行委員長がレスキュー工学大賞を決定する。

以上