第3回レスキューロボットコンテスト

〜プレスリリース〜


添付資料付はこちら(ZIP,780kB) (2003.7.30 update)



                              2003年7月24日

報道関係各位                レスキューロボットコンテスト実行委員会
                      実行委員長 大須賀 公一
                      (京都大学大学院助教授)

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   第3回レスキューロボットコンテスト 競技会のご案内
                 8月2日(土),3日(日)
                 大阪・千里中央で開催
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1)レスキューロボットコンテストの背景と主旨

 レスキューロボットコンテストのアイデアは、阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、
レスキューシステムの拡充を目指してロボットやメカトロニクスの研究者が集まった
研究会の中から生まれました。
 昨年度より文部科学省で「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」が開始される等、
レスキュー技術の開発は活発になってきています。一方で本当に役に立つレスキュー
システムの構築には、技術的側面だけではなく、研究開発の継続性と社会の求心力を
得る事も重要です。このような考えに基づいて、本コンテストはレスキュー活動やレス
キュー技術の啓発や広報を主眼において開催されます。
 永続的な活動を目指している本コンテストは毎年の「競技会」の開催を目指しており
ます。2000年8月のプレ大会をふまえ、第1回競技会はロボフェスタ関西の公認競技
として2001年7月に行なわれました。第2回競技会はロボフェスタから独立し、2002年
8月に大阪千里中央にて開催いたしました。第3回の今年は、第2回とほぼ同じ形態で
開催致します。

 本コンテストは現段階では本物の「レスキューロボット」の「コンテスト」ではあり
ません。しかしこれは単なる「レスキューごっこ」ではありません。1/8の模型を
使ってはいますが、このコンテストには、レスキューロボットを実現するためのエッセ
ンス(遠隔操縦技術、対象物をやさしく扱う技術、複数のロボットの協調技術等)が
いくつも詰まっています。

2)参加チーム
 以上の主旨に賛同してくれた書類審査を通過した以下の12チームが第3回競技会に
参加します。

・ヂブリと愉快な仲間たち(大阪府立工業高等専門学校)
・Tsuyama Rescue Robot Laboratory(津山工業高等専門学校)
・ダミヤン救い隊!(高知工科大学)
・レスキューしろやぎ(大阪工業大学)
・Viva!習志野(日本大学)
・OPCT-Graduates'R2(大阪府立工業高等専門学校OB)
・豊橋技術科学大学災害対応特殊重機部隊特別救助班
 (豊橋技術科学大学学生・OB)
・毛利孫s(広島大学)
・東京農工大学ロボット研究会(東京農工大学)
・高救会(高松工業高等専門学校)
・浜松工業高校・金沢工業大学・知的成魚連合チーム
  (浜松工業高校・金沢工業大学・知的成魚)
・夢考房 メカニカルサポート
  (金沢工業大学・浜松工業高校・知的成魚)

 このような高校、高専、大学、社会人といった幅広いチームが競い合うことによって、
プロの研究者や技術者が思いもつかなかったような新しいレスキューのアイデアが生ま
れることを期待しています。第3回競技会では、プレ大会、第1回競技会および第2回
競技会以上の様々なアイデアあふれるロボット達が活躍することでしょう。

3)会場およびスケジュール
会場:千里よみうり文化ホール
   (千里中央駅から徒歩1分:北大阪急行(地下鉄御堂筋),大阪モノレール)

スケジュール:

8月2日(土) 10:00〜11:40   ファーストミッション・午前(2競技)
11:40〜12:30   昼休み
12:30〜13:15   レスキューロボット体験操縦
13:15〜16:00   ファーストミッション・午後(4競技)
16:00〜17:00   レスコンロボットミーティング

8月3日(日)
10:00〜11:50   セカンドミッション(3競技)
11:50〜13:00   昼休み
13:00〜13:50   レスキューシンポジウム
          (レスキュー犬の実演等)
13:50〜17:10   ファイナルミッション(4競技)

 会場では、コンテストの他に参加ロボットの操縦体験、レスコンの簡易版の
レスコンシーズなどの体験型のイベントも開催致します。
詳細は以下のコンテストWWWページをご覧ください。
  http://www.rescue-robot-contest.org/

 私たちは、このコンテストを一人でも多くの方に見ていただき、レスキューについて
考えるきっかけにしていただいと考えております。本コンテストの主旨をご理解いただ
き、適当な形でご紹介いただければ幸甚です。

問合せ先:
  レスキューロボットコンテスト事務局

  〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄
  京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻
  大須賀公一助教授気付「レスキューロボットコンテスト」事務局
  Fax : 0774-38-3945,E-mail office@rescue-robot-contest.org
  URL : http://www.rescue-robot-contest.org/

取材にお越し頂く方々へ



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