このページは第3回レスコンに対する規定に関する質問をはじめ,実行委員会に寄せられた質問と その質問への回答をまとめたページです.レスコンに関するご質問は, 内容に応じて下記までお願いいたします.質問文の作成にあたっては、用語集に定義されている言葉、 規定で使用されている言葉をできるだけ用い、明確な文面を心がけてください。質問の前に、かならずこちらをご覧ください.参加チームは実行委員会からの連絡も忘れずに見直してください※。
規定に関する質問※※ | q-rule@rescue-robot-contest.org |
技術的質問(貸与物品に関する質問など) | q-tech@rescue-robot-contest.org |
その他 | q-other@rescue-robot-contest.org |
※※規定に関する質問の場合、どの項目に関する質問なのかを、 例えば、”B.チームU.チーム構成・兼務について”と、規定 条項を引用して明確にしてください。
Q&Aへのリンク
質問番号をクリックするとQ&Aにジャンプします.
A007: ダミヤンの体表センサについて. への回答
ダミヤンのセンサは、実際の被災者がロボットから受けるであろう力をダミヤンに置き換えて感度(ダミヤンに加わる力と出力信号の比)設計がされています。第3回大会からダミヤンの体重が変更されましたが、それに伴い、体表センサ、関節の引っ張りセンサが再検討されています。
さらに、自重に反応してダメージを受けない程度に不感帯が設定されているので、ダミヤンが自重に対して痛がることはないと考えています。
A006: 無線カメラ画像の乱れについて. への回答
無線カメラのアンテナと受信機のアンテナの間にロボットが入ると、ロボットが電波をさえぎって画像が悪くなることがあります。また、無線カメラのアンテナの向きによっても受信効率が悪くなることがあります。次のページを参考にしてください。
http://zen.mech.ube-k.ac.jp/~oki/rescue/report-3.html
A005: 無線カメラ画像の使用について. への回答
無線カメラ受信機からの映像信号はコントロール内に設置する分配器によって二分配されます.一方の出力はモニタに接続されていますが,他方は自由に使うことができます.分配器の出力端子はRCAピンジャックです.
A004: 複数人の顧問を引率者として登録できますか?への回答
引率者としてであれば登録は可能です.
まず,規定2.2.4:スタッフメンバーと規定2.2.5のチームメンバーの項を精読してください.
規定ではおのおのチームメンバーの上限は8名,スタッフメンバーの上限は12名です.したがいまして,スタッフメンバーとして2名の追加は認められません.
しかしながら,ご質問の内容から推察致しますと,引率者(規定2.2.4.B)として2名を追加されたいということが本来の目的のように感じております.
現在の規定においては引率者の上限は設けておりませんので,引率者としての2名の追加は認められ,控え室に出入りは許可されます.しかし,引率者はチームメンバーになることができません(競技には出場できません)ので,ご確認のほどお願い致します.
ただし,多数を引率者として追加されようとする場合は控え室のスペースなど運用上の問題がある場合は,規定2.2.4.Bに従い実行委員会から人数について削減するよう協力を要請する場合がありますので,ご了承ください.
A003: ロボットの機構変更について.に対する回答
正確な回答はロボット検査を行い判断するしかありません.
レスキューロボットコンテストではフィロソフィーに示されているようにロボット技術を利 用したレスキューに関する新たな提案を模索するコンテストであり,単に,競技上の高得点を 競うものではないことをご理解いただく必要があります.
たとえば,ロボットコンテストを行うために,実験フィールドを設定しておりますが,これ は,決して,実際の災害現状を”完全に”再現したものではありません.当然ながら,運営側, 参加者側双方を考慮し,実行委員会はコンテストとして最良な実験フィールドを設定しており ます.しかしながら,われわれ実際の災害を知る研究者,技術者としては2回として同じ災害 は無いといわれていおりますので,ある意味においては実験フィールドに実際の災害現場を完 全に再現することが難しいといえます.
そこで,レスキューロボットコンテストでは,単に競技でのポイントより審査員評価に重き をおいております.すなわち,レスキューロボットを製作する上で,定石は無いのが現状です.
一方,コンテストを実施する上において,たとえば書類応募時点ではある機構のロボットを 製作しようとして努力したにもかかわらず,実際に製作できなかった場合は,書類審査の”構 想”の範囲内においては書類審査の提案に対して変更を容認しております.
さて,今回のご質問は,「試走会までは足回りにクローラを用いる予定だったのですが、実 際にフィールドを走行してみた結果、タイヤの方が移動に向いているように感じたので、変更 したいのです.ロボットの機能変更は可能でしょうか?」ということですが,実際のロボット 製作の経緯,貴チームの技術力,レスキューに対する認識を調査の上,製作されたロボットを 実際にロボット検査を行い判断するしか実行委員会として正確な回答することはできません.
ただし,このご質問を読む限り,書類審査で提案した機構を製作できるにもかかわらず, 競技会での高得点をとりたいために変更を申し出ていると理解せざるを得ません.
また,規定に示されているとおり,ロボット検査は原則,一度しか受けることができません. ロボット検査において正式な判断をさせて頂きたいと考えております.以上の説明をご考慮の 上で,貴チーム内にて十分ご検討頂き,競技会に臨まれるようお願いいたします.
参考までに得点のみで判断される賞は,総合優勝のみであることをお知らせします.
A002: ロボットのノイズ対策について.に対する回答
A ロボットによって、具体的な対応は変わってきます。次のページを参考にしてください。
http://zen.mech.ube-k.ac.jp/~oki/rescue/report-2.html
A001: RC受信機の動作確認について.に対する回答
ご指摘の部分の「ただし」以下は,「プロポがOFFになっていると,RCサーボはでたらめに動くことがあります.」と読み替えてください.
以下に補足します.
受信機にRCサーボを接続し、プロポなどの電源をすべて投入した上で操作して各RCサーボが指令どおりに動くことを確認して下さい。プロポの電源が入っていないときは,商用電源から発生する電磁波など様々なノイズにより小刻みにRCサーボが不規則な動作をすることがあります.ただし,受信機のアンテナを小さくまとめているときは,この不規則な動作が発生しない場合もあります.
正当な使い方をしているにもかかわらずサーボの動きがおかしい場合には電波状態が非常に悪いことも考えられます.操作の場所などを変えてチェックしてみてください.